アイデンタルクリニックは、奈良県生駒郡平群町にある歯科医院です。先進の機器・先進の技術で、患者様のより良い口腔内環境づくりをサポートします。

お電話での予約・お問い合わせ0745-46-1182

電話予約

インプラント治療のご案内

インプラント治療のご案内

審美歯科治療
のご案内

審美歯科について

審美歯科について

審美歯科治療は、従来の虫歯や歯周病といった歯や歯の病気を治すことが目的ではなく、もう一歩進んで、美しく健康な歯や歯肉を作ることを目的としています。そして、審美歯科治療は美しい歯や歯肉を作るばかりではなく、美しい笑顔を作り、心身共に大きな恩恵をもたらします。

歯の機能的な側面と、審美的な側面は、ともに日常生活を送るには重要な要素です。患者様によって、悩みも様々ですし、それに対する審美歯科の治療法も様々です。
あきらめていた歯の悩みを解決できるかもしれませんので、ぜひご相談ください。

審美歯科の基本的な治療の流れ

審美歯科治療を行うにあたっての大まかな手順をご紹介します。
歯の症状、ご予算、患者様のご希望により方法は様々ですが、ここではどの治療にもあてはまる基本的な流れをご紹介します。

01

カウンセリング

悩みをもっている部分についてよく相談し、どの治療法が適当であるのか、その利点と弊害について、治療時間・期間、費用についてしっかりと説明させていただきます。

02

診断

レントゲン撮影や、歯周のポケット診査などを行って根本的な病気の有無を診査します。虫歯や、歯周病といった病気がある場合には、審美治療の前にそれらの治療を優先させることもあります。

03

必要があれば、
虫歯治療などの基本的な治療

虫歯や歯石のクリーニングが必要であれば、それらお口の中の病気自体を治療することが先決です。きちんとした組織に戻してから審美治療を行います。

04

ホワイトニングや、
歯の形成・型取りなどの治療

お口の中が健康な状態になったら、薬液を使用するホワイトニングや、歯の型取りなどの治療を行います。

05

治療完了

納得のいく色や形に仕上がっているかを確認します。

06

メインテナンス

一度きれいになっても、歯をそれまでと同じ扱いをしていては元に戻ってしまうことがあります。定期的なメインテナンスに通っていただくことと、日ごろのお手入れも重要です。

審美歯科治療の具体例

オールセラミック

理想の素材 - セラミック

近年、注目の治療法としてオールセラミックがあります。最近では包丁などにも利用されるこのセラミックという素材は、非常に高い強度をもった鉱石になります。
歯科治療の現場でもその技術は応用されており、治療に金属を一切使わないため、金属アレルギーの方には特に有効な治療法です。オールセラミックの治療法は、お口の中でも金属とは異なり、非常になじみも良いため、患者さんは術後も安心して生活を送ることができます。

オールセラミック  
110,000円(税別)

従来の素材とオールセラミックの違い

オールセラミックは、天然の鉱石を利用しており、従来素材の欠点を補い、金属を使わないという大きな特長をもって注目されています。
冠の全てをセラミックで作り上げるため、これまでその強度が問題となっていましたが、先進の技術によって、ジルコニアなど強度に優れた材料が開発され、奥歯の力のかかる部分にも利用できるようになりました。特に前歯で使用したときの美しさ・自然さは歴然です。

従来の素材

金属

歯の被せ物で健康保険の適用される材料は、金銀パラジウム合金や銀合金となります。(一般的に、銀歯といわれるものです。)食事や運動をするときに噛みしめると、歯には自分の体重くらいの大きな力がかかります。また、就寝時には起きているときの噛みしめの約3倍の力がかかるともいわれており、プラスチックでは割れたり摩耗したりしやすくなります。そのため、健康保険で前歯に認められている硬質レジン前装冠(プラスチックを表側に張り付けた差し歯)は、奥歯には認められていません。金属冠は割れることもほとんどなく、強度的には良い材料ですが、人工物に置き換わっているという色調の違和感が欠点です。健康保険適用外になりますが、金属冠にも、ゴールドやチタンなどアレルギーが少なく生体内で安定な、更に、適合精度も良好な材料がありますので、ご相談ください。

他院でのメタルボンド経過不良例

メタルボンドクラウン

保険適応外の白い被せ物といえば、セラミックを金属の枠組みに焼き付けて作る陶材焼付け冠(メタルボンドクラウン)という冠が長い間使用されてきました。保険のプラスチックの歯とは異なり、白い部分がセラミックでできていれば、唾液や食べ物からの色素や細菌の吸収による変色の心配がありません。この冠が従来、審美修復の王道であったと言えますが、保険適応のプラスチック前装冠よりも、強度と透明感はあるものの、金属の裏打ちをした冠では天然歯ほどは光を透過しないことや、経年的に歯肉との境目が黒っぽく見えてくることなどの欠点がありました。

しかし、当院のメタルボンドクラウンは従来型とは違い、フルベイクで、しかもカラーレスです。メタルボンドクラウンのフルベイクとは、冠の内面は金属で補強されているものの、唇側のみならず舌側までほとんど全ての面を白いセラミックで覆っているもので、より美しい仕上がりです。カラーレスとは、メタルボンドの唇側(表側)の歯肉との境目から金属の裏打ちをなくし、その部分はセラミック単体で形づくったもので、従来のメタルボンドと比較して、歯肉に金属の黒っぽい影ができにくくなっています。保険外の歯の中で、歴史的にもっとも古く永年にわたり多くの方に使用されている一般的なメタルボンドクラウンは、唇側の見える面のみがセラミックで白く、舌側の見えない面は金属です。従来のメタルボンドと比較すると、当院のフルベイク・カラーレス仕様のメタルボンドは、より美しく、より自然な仕上がりとなります。オールセラミックとの違いは、内冠に金属を使用していることで光の透過性が(オールセラミックよりも)劣ること、金属のアレルギーがある方には使用できないことが挙げられます。(金属アレルギーに関しては、オールセラミック以外、保険の被せものでも同じことがいえます。)

メタルボンドクラウン  
80,000円(税別)

ラミネートベニア

ラミネートベニア法とは

歯の色が気になる、前歯に隙間があって気になる、前歯の形をもう少しバランスよくしたい、少しだけ歯並びを直したいけれど時間がかかるのは嫌だ、などと悩まれている方に適している治療が、ラミネートベニア法です。

ラミネートベニア法は、歯の表面を薄く削り「付け爪」の感覚で、薄いセラミックを歯の表面に貼り付けることにより、理想的な色・大きさ・バランスで前歯を作り上げます。歯へのダメージも最小限であり、仕上がりもごく自然に出来上がります。ホワイトニングと比較して、 治療後の変色や着色もほとんどありません。

ラミネートベニア  
90,000円(税別)

ラミネートベニアが適応される症状

  • 適応される症状

    変色した歯、着色の著しい歯

    テトラサイクリン、フッ素などの薬物によるもの、先天的な遺伝によるもの、神経を抜いた歯の変色など

    虫歯

    浅く、広範囲な虫歯になってしまった場合。
    一本の歯に数箇所の虫歯ができてしまった場合、など

    歯の形が不ぞろい

    極度に小さな歯や、形が整っていない歯など

    軽度に歯並びの悪い人
  • 適応されない症状

    咬む力が極度に強い人

    顎の力が強いと、貼り付いたセラミックが破損し、はがれる可能性があります。

    お口の中の衛生状態の悪い人

    お口の中の衛生状態が悪いと、セラミックの寿命が短くなる場合があります。

    セラミックを貼る土台が残っていない人

    セラミックを貼るための土台となる歯が残っていなければ、適応できません。

    重度に歯並びの悪い人

クラウンの比較

透明感のある自然な歯を被せて治すためには、自費の治療となっている陶材焼付け冠(メタルボンド)や、オールセラミッククラウンを利用する方法があります。いずれもセラミックを利用することで、時間が経っても変色することはありません。弾性率も天然の歯に近いため、咬み合う歯にも優しい材料です。

オールセラミック冠 陶材焼付け冠
(メタルボンドクラウン)
構造 冠の全てをセラミックで作り上げる冠 セラミックを金属の枠組みに焼き付けて作る冠
利点 自然な光を透過する優れた美しさをもつ。
金属を一切使わないため、金属アレルギーの方にも安心。
歯肉とのなじみも良いため、かぶせ物周辺の歯肉の健康も維持できる。
強度があるため、咬む力の強い患者様でもある程度使用可能。
欠点 歯ぎしりのある患者さん、咬み合わせの状態などによっては、利用できない場合がある。 経年的に金属が露出して歯肉との境目が黒く見えてくる場合がある。
元の歯や咬み合わせの状態によっては、自然な歯の透明感が思うように出ないことがある。
料金 110,000円
(税別)
80,000円
(税別)

この他にも、ゴールドの冠も自費の治療に入ります。ゴールドは自然な柔らかさを持つため、歯により優しい材料と言えます。

ホワイトニング

長い間取りきれなかった汚れが歯の色そのものを変色させてしまい、クリーニングをしてもくすんだ状態の方や、先天的に歯の色が黄色っぽい、茶色っぽいなどの悩みを抱えている方にはホワイトニングはお勧めの治療方法です。ホワイトニングは大きく分けて3種類あります。歯科医院で行うオフィス・ホワイトニングと、あなたご自身がご自宅で行うホーム・ホワイトニング。そして、その2つの方法を併用したより効果的なデュアル・ホワイトニングがあります。

ホワイトニング症例

ホワイトニングの方法

オフィス・ホワイトニング

歯科医院で歯の表面にホワイトニング効果の高い高濃度の薬剤を塗り、光を照射することで、薬剤を活性化させ、短時間で歯を白くする方法です。忙しいあなたにオススメです。

即効性があり、一度の来院である程度の白さを得られる反面、施術中に多少痛みを感じる場合や、一時的に知覚過敏の症状が出る場合があること、ホーム・ホワイトニングを行った場合と比べて、色の後戻りがやや早いといった面もあります。ただし、全て歯科医師・歯科衛生士が施術するので手間がかかりません。

オフィスホワイトニング  
30,000円(税別)/片顎6前歯

ホーム・ホワイトニング

ホーム・ホワイトニングとは個人用のマウスピースを作成し、そこに薬を入れて一日数時間、2週間程度装着し、歯の表面から漂白する方法です。(症状によって使用時間が異なります。)自宅でできる処置なので、自分の都合に合わせて使用することができるのが特徴です。ただ、患者様が自己管理の元で行う治療ですので、決められた装着時間を順守できないと効果が低くなる場合があり、注意が必要です。効果が現われる(白くなる)まで時間がかかることや、継続して行う根気が必要なこと、トレーの装着に違和感があることがデメリットです。

しかし、白さの限界点が高く、オフィス・ホワイトニングでは白くなりづらい歯も、白くできる可能性があること、白さが長持ちすることがメリットとして挙げられます。

ホームホワイトニング  
25,000円(税別)/片顎6前歯

デュアル・ホワイトニング

オフィス・ホワイトニングとホーム・ホワイトニングを併用して行なう方法です。
お互いの方法の長所をいかした方法で、最初にオフィス・ホワイトニングを行ない、ある程度一気に白くさせた後、ホーム・ホワイトニングも開始し、じっくりと白くしていきます。白さの限界点はさらに高く、手に入れた白さを長期間維持することができます。

デュアルホワイトニング  
50,000円(税別)/片顎6前歯

SHOFU シェードアイ 歯科用色彩計

どんな照明条件・比色環境でも、天然歯の色調を精密に測色
精密に天然歯を測色してデータ化


天然歯の色調を「ガイドナンバー」、「Shade(色の濃さ)」、「Value(色の明るさ)」、「Hue(色相)」の項目で具体的にデータ化します。

これまでの感覚的な識別が具体的な数値に置き換わり、色調がより的確に判断できます。

歯の色は、日本人に多い赤系のA、イエロー系のB、
グレー系のC、ダークブラウン系のD、というランクで分けられ、
さらに番号が高いほど色が濃いということになります。

当院では術前と術後にシェードアイ(歯科用色彩計)で歯の色の測定をし、ホワイトニング効果を確認します。

ホワイトニングの注意事項

効果の持続期間

一度ホワイトニングをした歯の色も、時間が経つと後戻りがあります。変色や着色の原因が歯そのものの色が黄色いもの、嗜好品の摂取によるもの、喫煙によるものなど、一定ではないため、効果の持続期間には個人差があります。

ホワイトニングが効かない場合

アマルガム充填という昔に使用していた虫歯の詰め物や、金属の土台などから染み出た金属物質が象牙質に入り込んで着いてしまった変色はホワイトニングでは漂白することができません。

また、もともとのご自分の歯が少ししか残っていないような場合、周囲の歯肉を傷つける危険があるような場合にはホワイトニングを適用できないことがあります。

当院でのレーザー治療

当院では、Er-YAG Laser(エルビウム ヤグ レーザー)を使用しています。痛みが少なく、治療できるのが最大の利点で、虫歯や歯周病の治療、歯肉の着色を落とすなどの審美歯科に威力を発揮します。
レーザーは虫歯の黒く蝕まれた湿った部分に照射すると、それらの部分だけに反応して瞬時に焼き飛ばし、虫歯以外の部分へのダメージは最少です。また、殺菌効果が高いので、化膿している歯根の治療にもレーザー治療は効果的です。生体の治癒促進効果があり、歯肉を切開した場合にも治療期間が大きく短縮できます。

歯肉の着色の除去